先回、エンジンにインマニやタービンを仮組した
BNR32 GT-R用のRB26エンジンは
シムを組み込んで現状のカムクリアランスを測定
ん~ まだ広い・・・。HKSのベース円が小さいのか?
これ以上厚いシムとなると、発注して入荷まで1か月以上掛かるとの日産部品共販
この体質もゴーンさんが首ちょんぱになったから
少しは改善されていくのだろうか・・・?
って言ってもそこまで待ってられないので
リフター自体の厚みがある強化リフターを準備して
逆に厚みのあるシムを研磨して寸法を合わせます。
これで希望のクリアランスに収めることが出来ました。
それにしても
久しぶりにここまで攻撃的なハイカムを組み込みます。
カム山の逃げ加工なんて数年ぶりですからね。
ポンカム全盛でバルタイ測定や調整のやり方も知らないチューニング屋まであるそうなので
しょうがないと言えばしょうがない時代の流れなのかもしれませんが
今どきの高性能なフルコンがあるからこそ
こう言う
えげつないカム
を組んでも
案外普通にアイドリングさせることが出来てしまうんですけどね。
少々話が逸れましたが
カムが組み終わったのでEXのカムスプロケットと
INのVcam用油圧ユニットを装着してタイミングベルトを張ります。
その上でもう一度タービンを載せて
シングルのビッグスロットルまで装着!
個人的にはあまり好きではない6連スロットルを撤去して
質実剛健安心安定のシングルスロットル&ビッグサージタンクで
GTX3584から過給される空気をしっかりとエンジンに送り込んで行きます。
出来上がりを考えると、既にゾクゾクしてしまいます。