CP9A ランエボ6-RSの4G63エンジン!だいぶ組みあがって来ました!!

GWが終わって最初の週末。

皆さん体調は如何でしょうか?

 

仕事が始まったから絶不調と言う人・・・

お盆休みまで、あとチョットです。笑

 

仕事が始まって、絶好調という人!

あなたとは一緒に酌を交わしたいです。

 

本日は定休日ですが、修理の終わったZC33S

石川県まで納車しに行って来ようと思ってます。

 

えっそんな遠方でも納車してくれるの?と思った方。

実費請求ですと、片道300㎞の1台積み積載車による納車は回送含めて30万円オーバーです。

それでも良ければお持ち致します。

 

今回は保険のレッカー特約で完納車費用が付帯されていたので

その特約を使った上での納車となります。

 

本当は、今日はワクワクウキウキな日になる予定でしたが

訳あって楽しみは今週末に持ち越されることになり・・・。

 

予定が空いたから、仕事でもするか~と言った感じで

旧積載車のラストランとして石川県に向います。

 

美味しい物でも食べて帰って来ようと思いますが

積載車だと停めれる駐車場がないんですよね~・・・。

 

 

さて日々の目まぐるしい作業予定をかき分けて

およそ朝の静かな時間に組み上げれれているCP9A ランエボ6-RSの4G63エンジン。

 

社外ピストンのバリ取り作業までは、以前のブログで紹介しましたが

エンジンスタンドに載せたブロックにバランサーシャフト周りの処理を行ったり

合口調整をしたピストンリングを

重量合わせした

ピストンに組み込んで

ピストン&コンロッドの準備完了! インストールを待ちます。

ヘッド側はバルブの

擦り合わせを行い、強化バルブスプリングを

介して

リテーナーにコッターを装着。

希望圧縮比を実現する為、ワンオフで作製して貰ったヘッドガスケットも準備して

ブロックに載せる準備が完了。

 

ブロック側は

弊社が好んで使う海外製のムフフなメタルを組んで

クランクを載せ

規定トルクと角度締めで

しっかりとクランクシャフトを保持させます。

 

ピストンをシリンダーに挿入しますが

子メタルにも同じメーカーのメタルを組んであるので

この艶っぽい動き、分かります?

 

まだ当たりつけもなにもしていない状態でここまでヌルヌルとピストンが動きます。

 

一度このメタルを使ったら、今まで使って来たメタルや

メタルの寸法合わせって一体何だったんだろう・・・って気持ちになります。

 

 

ムフフなメタルに関しては本日のnote側の記事で詳しく説明しています。

君たち日本人は根本的に間違っているんだよ!と言うメタルメーカーの言い分は?

 

 

話をエンジンに戻しまして、ヘッドガスケットをヘッドに載せて

更にはヘッドを載せたら

ヘッドボルトも規定トルクと角度締めで締結して行きますが

あのピストンはもう見られなくなると思うと少し寂しいですね。

カムももちろんハイカムを導入するのですが、そこまで激しい作用角ではありません。

カムホルダー等も徹底的に洗浄して

順番を守りながら締め付けて行きます。

 

6発エンジンに比べればかなり全長は短いのですが

それでも締め付けをミスれば普通にポキって折れますからね。

 

カムの締め付けが終わると、今度はオイルポンプやタイミングベルト周りを組み上げて行きます。

 

 

さあ、今晩の石川県の天気は~?