26回目の結婚記念日に想う10年後と10年前。工場内に溢れるECUチューン施工車両を見て考える今後。

本日9月26日は私たち夫婦の結婚記念日です。

 

今年で26回目の記念日となり27年目が始まります。

 

一言で26年と言うのは簡単ですが、今から26年後となると74歳。

どうなっているかは想像も出来ませんが、26年前の今日の事は鮮明に覚えています。

 

あれから26年、色んな事がありましたが、長男と長女は無事成人を迎えることが出来

それぞれ自分の人生を歩んでいます。

 

離れて出来た末っ子は

まだ小学校1年生と小さいので、しばらくは元気に働かなくてはいけませんが

彼が20歳になる頃には自分は62歳。

 

先のことは分かりませんが、健康に気を付け、今を精一杯生きていれば

その背中を見て育つ子は、大きく道を逸れる事は無いと思ってます。

 

22歳で結婚し23歳から開業したビークルフィールドを

陰ながら支えてくれた奥さんも、末っ子の小学校入学に伴いしばらく家にいましたが

10月から会社に復帰します。

 

25周年を迎えている弊社も、今期中には

新社屋が建設され、新たな事業にも着手する事となります。

 

今迄成し遂げてきた事に奢らず、更に今以上の進歩精進を目指し

まずは10年後、家族やスタッフたちと笑っていられるように頑張りたいと思います。

 

そして10年前、色んな意味でにいた時分に励ましの言葉を掛けてあげたいと思います。

 

あと3年したら、色んな意味で光が見えてくるから・・・。

 

はい、そこからはずっと黒字経営で売り上げも利益も会社内の雰囲気も上昇傾向になります。

 

有名なコンサルタント会社の社長も、どっかの動画で言ってましたが

「ダメなスタッフは癌だから、切らないと他に転移する!」

まさにその通りだと思います。

 

人を雇う以上に辞めてもらう時には力が要りますが、他のスタッフを守るためにも

癌は早期に切除しないといけません。

それが当時は分からなかったので、傷口が広がったんだと思います。

 

今では笑って話せる事ですが

当時はそのストレスが原因で網膜に水が溜まる病気になりましたからね。

数年前に眼科からも網膜水腫完治と告げられ症状もなくなりましたが

完全に治るのに7年掛かりましたからね・・・。

 

原因は過度なストレスだそうですので、皆さんもお気を付けください。

 

 

さて、回顧記録はこれ位にして、工場内の紹介ですが

昨日のFL5に引き続き、静岡県浜松市からもFL5 シビックタイプRが入庫しまして

ECUチューンとしてStep1をインストール!

 

更には同じ静岡県でも清水区から、もう1台のFL5 年次更改後モデルが入庫し

こちらはプラグを交換した後で

Step2を

インストール!

 

いずれも実車施工でしたので、インストール後には試運転を行って

おかしな動きが無いかを確認した上で

お返しさせて頂きました。

 

FL5 シビックタイプRに関しては、海外から購入したデーターを

そのまま日本仕様に突っ込んでクチャクチャな状態で走らせる業者さんが居る様で

我々ビークルフィールドにも相談の電話が掛かって来ることがあります。

 

3000rpm付近までのトルクがノーマルより細いんじゃないか?と言うぐらい落ちてしまい

5000rpm付近から一気にブーストが掛かるものの、ブーストが安定せずにフラフラしている・・・。

 

リクエストトルクやデザイアードトルク

カリキュレーテッドトルクの整合性が取れてないんでしょうね。

トルクマップの高負荷域だけ弄りがちな海外チューナーに多い症状です。

 

FL5はトルク計算を綿密に行った上でリミッターを含め総合的な嵩上げをしないと

全域でのトルク向上は出来ませんので

その辺りがしっかり出来ているお店にて書き換える様にして下さい。

 

 

FL5のECUチューンと同時並行にてランクル300のECUチューン

少しづつ進めています。

 

そして、デモカーの前期GRヤリスが

ココに居るという事は

 

この作業が終わったという事です。

 

はい、タービン交換は終わりまして

とりあえず暫定データーにてタービン交換後の風量を診ると

5500rpm以降は最高!です。

 

実線がタービン交換後で点線がStep3のハイカムVerによるパワーグラフ。

 

Revリミットを引き上げて有効な回転領域を増やすと共に

4000rpm付近の谷を消し去れば、高速サーキット等では強力な武器になると思います。

 

400PSを軽々と超えていく、このタービンの風量に合ったセッティングが必要ですが

タービンブレードやコンプレッサーブレードのサイズ的には

ポン付けタービンとしてちょうど良い部分に居ると思います。

 

400PSを超えた際の4WDシステムの保護に関しても、すでにデモカーには施工がしてあり

机上の計算を実践で証明してくれることを期待しています。

 

 

っとこんな感じで今となっては

ビークルフィールド=チューニングカー

みたいなイメージが付いていますが

今後もこの流れを途切らせない為には常に新しい事を考え続ける必要があると思います。

 

かつては世界を席巻した日本の改造車技術も

今では風前の灯火で、有力なショップが使うパーツは海外品がほとんどと言う現実。

 

中身の伴わないものを提供し続けると、ユーザーはあっと言う間に離れて行きます。

 

そうならない為には、きちんとした技術を、きちんとした価格で提供し

そこで得た利益を更なる開発の元手にすると言う循環です。

 

利益を懐に貯める事ばかり考えると循環が成り立たなくなり

淀んだ流れは、いずれ腐ります。

 

常にきれいな流れが循環して行くような、そんな会社であり続けたいと思う訳です。

 

 

さて本日のnoteはこれまたECU関連ですが

JZX110に特殊な方法でJZX100用のパワーFCを装着した車両で

アイドリング出来ません!って言う症状を直したお話です。