ECU直接書き込み用の作業台

新型のエスクードやスイフトのECU書換は

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基盤に直接端子を接触させて行います。

 

今まではこのデバイスを動かすソフトが事務所のPCにしかインストールしていなかったので

ECUも機材も事務所内に持ち込み、接客用のカウンターの片隅で行っていました。

ただ、接客をする際に非常に邪魔なのと、人が行き来する所で書き込んでいて

万が一書き込み中に端子がズレてしまったりするとECUがただの箱になってしまいます。

 

そこで

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車載セッティング時に使うPCにもソフトをインストールして

一般のお客さんは立ち入りが出来ないPCルームへ

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機材一式を移動しました。

奥に見えるのは、現在秘密のコーティングを施している2GRエンジンのクランクです。

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この場所なら一般のお客さんが滑った、転んだする可能性も無く

基本的には自分とエンジン組み立て室を使うスタッフしか出入りしない場所なので

事故が起こる可能性を少なくすることが出来ます。

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PCとサブモニター、書き込み台を載せる作業台は書棚を移動して空いたスペースに設置!

以前MOTYSさんから頂いた旗をようやく活用させて頂きましたが

一般のお客さんの目には留まらない場所で申し訳ないです。

 

最近手狭に思えていた、ECUの加工スペースも

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PCやモニターを移動したおかげで広くなりました。

これでECUを2枚に捌いて、そのままデーターの吸出し&書き込みを行うことが出来

作業の効率化が図れます。

 

っで、ソフトがきちんと動くかどうか

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実際にデーターを書き込んでテスト。

車両に装着し無事エンジンスタート出来たので、ひとまずソフトとデバイスは正常に動いている様です。

さて、後は新しいロガーが届いてくれると更に環境が整い

ZC33Sのデーター解析も進んでいくと思います。

 

現状は一度ダイナパックから車両を降ろして、この状態で実走行確認中ですが

グラフから予測される加速感を超える走りです!

実走直後は何となくもっさりしていたのですが、しばらく走行して

ダイナパックでの全開以外の学習が積算されてゆくと、明らかに加速感が変わってきます。

前期ノーマルの86やBRZよりも鋭い加速をします。

これでVVTIやトルクリミッターが触れるようになれば、もっと速くなる!!はずっ(笑)

 

3月24.25日のイベントにはデモカーのスイフトも試乗してもらえるように

鋭意セッティングを進めて行きますのでご期待ください。